ジンは発を使い捨てたいから作っていない説
ジンは発を使い捨てたいから作っていない説
なんなら水見式もやってないと思います。
結論として
「念能力の発以外で手に入れられない『今 目の前にないもの』が出来た時に発を使い捨てるため、ジンは発を作っていない」と思います。
根拠は5つあります。
①戦闘なら纏練絶+応用技で十分だから
前提としてジンは最強をめざすぜ〜ってキャラではなく、クラピカのように無理してでも戦闘能力を高める必要がある野望も(2023/12/04時点の作中情報では)持っていません。
また、ビスケのように戦闘用の発を作らなくても強い念能力者はいます。
最強を目指さないのであればオーラの絶対量と纏、練、絶、凝、堅、硬、周、隠、円
そしてスムーズな流(攻防力移動)があれば戦闘用の発は不要だと考えたのでしょう。
②打撃系の技は1回くらうと大体マネできるから
レオリオのパンチ飛ばしをくらった時の話です。
発を作らなくてもパンチ飛ばしができるなら少なくとも打撃系の発はジンには不要でしょう。
未熟な強化、放出系念能力者にちょっかい出せば簡単に戦闘の手札を増やせるわけです。(フィンクスのグルグルパンチみたいな技とか覚えてそう)
③「系統不明」だから
冨樫展初出の六性図でゴンは強化系に属しており、わざわざ「消失」と書かれていました。
ジンはわざわざ六性図の外に「系統不明」と書かれていました。
ジンについては書かなくても良かったのに「系統不明」と表記されていたということはジンも自分の系統を知らない、水見式もやってないから系統が明らかになっていないという意味だと思います。
(例を挙げて補足すると重要キャラっぽいパリストンやビヨンド=ネテロの系統は書かれていません)
④カイトという実験台がいるから
カイトの「気狂いピエロ(クレイジースロット)」で修練できないぶっつけ本番の発が成立するか実験したのだと思います。
「ゼッテー死んでたまるか」って本気で思わないと出ない番号(転生)の修練なんて不可能ですよね。
⑤ジンは「今 目の前にないもの」がほしいから
ジンがほしいものは「今 目の前にないもの」で
ジンがハンターになったのは「行きたかった場所に入るのにハンターが一番現実的だったから」です。
なら発もあくまで「手段」として使うと思います。
結論&ジンの思考の予想
改めて結論として
「念能力の発以外で手に入れられない「今 目の前にないもの」が出来た時に発を使い捨てるため、ジンは発を作っていない」と思います。
ここからはジンの思考の予想ですが
ジンは念能力の修行の中で発と制約と誓約の仕組みを知った時に
「オレには念の才能がめちゃくちゃあるから、戦闘に発がなくても問題ない。
なら念能力の発以外で手に入れられない「今 目の前にないもの」が出来た時に『1回限りの使用という制約』と『2回使う、もしくは別の発を作ったら死ぬという誓約』をかければオレなら発をなんでも成立させ「今 目の前にないもの」を手に入れられる。
だから発は作らないし、『発を作らない』ということが制約として機能して1回限りの発の成立の助けになる」と思ったのでしょう。
発の成立を妨げないために水見式もやってないと思います。(仮にジンが放出系だと知ってしまったら、具現化系の発が成立しにくくなりそうだから)
その後しばらく経って
「カイトで『修練できない発』の実験をしよう、死ななくて済むならアイツも文句ないだろ」
みたいなノリで「気狂いピエロ(クレイジースロット)」を教えたんだと思います。
(余談)
即席で発を系統問わず成立させるのはジン以外には才能的にも気質的にも無理だと思います。
ネテロが念能力者として世界トップ5に入ると言うほどの才能があり
発をあくまで手段としか思わない執着の無さがあって初めて可能なのだと思います。
(余談その2)
今回予想したジンの発の使い方、発(念)を使い捨ててでも目的を達成するという点で、ゴンのゴンさん化と通ずるところがあるなぁと書いてて思いました。
(ゴンは自分の人生も使い捨ててましたが)
HUNTER×HUNTER32巻より
HUNTER×HUNTER32巻より