思考の廃棄場所

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呪術廻戦 アニメでの領域展開描写に見る五条悟の無量空処の異質さ

 

五条悟の領域展開「無量空処」の異質さに関しては、情報系であること、片手で指を結んでいることが挙げられます。

 

アニメでの宿儺、漏瑚、五条悟の領域展開の描写を観ました。

やはり「無量空処」は異質に感じます。

 

Aパターン宿儺、漏瑚は

①指を組む(手を合わせる)

②「領域展開」と発声

③生得領域の展開(風景が変わる)

④領域名の発声、宿儺の場合は「伏魔御厨子

⑤術式の発動

 

Bパターン五条悟の場合は(アニメでの漏瑚戦の描写)

①術式の発動?

②「領域展開」と発声

③領域名の発声、五条悟なので「無量空処」

④「無量空処」の発声の直後に指を組む

⑤生得領域の展開(風景が変わる)

 

領域展開の流れが明らかに違います。

 

ここで考えられる仮説は4つです。

①演出の都合説

メタですが、この可能性が高いように思います。

この流れで領域展開を発動した方が映像的に見栄えするのでしょう。

 

②呪霊と呪術師の違い説

①の可能性を無視して考えてみます。

呪霊と呪術師の違いです。

呪力で体が構成されてる呪霊と体が呪力で構成されてない呪術師とでは、生得領域(心の中)を展開する過程が違うのでしょう。

 

③領域内で領域展開したから説

宿儺と漏瑚は、割と余裕のある態勢で領域を展開をしました。

五条悟は漏瑚の領域を上書きするために領域を展開しました。

あの場面では、五条悟は虎杖を守る必要があるので、気合いで術式を使って漏瑚の呪術を中和し(正直、無量空処ではなく無下限バリアで守ったように見えましたが)

その後、生得領域を展開したのでBパターンの流れになったのです。

 

④無量空処、領域展開ではない説

これは当たってる確率は低いと思いますが

「こうだったらいいなぁ」という私の願望を反映したものです。

無量空処は領域展開ではなく、御三家に伝わる対領域の技である!という説です。

五条悟が「領域展開」と言っていたのは勝手に言ってるだけです。

 

根拠は2つ

1片手

宿儺、漏瑚、真人、伏黒恵、ダコン

口中で手を組んでいたり、モヤモヤのような演出で組んでいる者もいますが、全員両手を使っています。

組んだ指を合わせたり、バリエーションはありますが「両手を使っている」と言う点は共通しています。

五条悟のみ、片手で指を組んでいます。

ですので領域展開ではありません。(五条悟の異質感を表現するための演出かもしれませんが、ここではスルーします。)

 

2落花の情

落花の情は、禅院家当主曰く「御三家に伝わる対領域の技」です。

素直に読むなら「加茂、禅院、五条の御三家には落花の情が伝わっている」となりますが

「御三家には対領域の技がそれぞれ伝わっており、禅院家の場合は落花の情が伝わっている」とやや強引に解釈します。

 

つまり、五条家の場合は対領域の技として、「相手に情報を叩きこんでスタンさせる技」が伝わっていたのです。

(漏瑚戦で「無下限の内側〜」とか言ってたのは五条悟の出まかせです。)

 

④の説をまとめると、無量空処は領域展開ではなく、五条家に伝わる対領域の技を領域展開っぽく使っているだけである。

(渋谷で民間人を巻き込んでた使ったのは、あの場面で有効かつ後遺症が残らない確信があったから)

周囲の人間に説明しないのは、シン陰流と似たような縛りがあるのでしょう。(五条家外に教えてはならない的な)

 

 

まとめ

①〜④と説を書きましたが、やはり無量空処はかなり異質に感じます。

影フィーバーの伏黒の領域や火山祭り、斬撃祭り、即死タッチと違って術式と領域が繋がらないんですよね。

物理現象を発生させる無下限呪術と情報を叩き込む無量空処はやや繋がらないと思います。

(ぶっちゃけ情報を叩き込むような迂遠な方法より、蒼か赫を必中させた方が手っ取り早いと思います。)

 

①〜④どれかの説が当たっているのか!

それとも第5、第6の説が登場するのか!?

今後も呪術廻戦と五条悟から目が離せません!